るんたのだいどこ(るんたのお料理教室)
食べることは生きること
食べるということは、“いのちをいただく”こと。
私たちのいのちは、他のいのちによって生かされています。
お料理をするということは、いただいたいのちを最大限に活かし、我がいのちへとつないでいく術。
日常のごくありふれたことだけど、生きていく上で、実はとってもとっても大切なこと。
何をいただくのか
どのようにいただくのか
決して大げさではなく、そのことがどんなふうに生きるか、
どんな人生を歩むかにもつながっていくのです。
だって、食べ物は私たちの体に直接入ってくるのですから、それによって体の有り様も心の持ち方も変わって当然。
いのちあるものをきちんといただけば、自分のいのちも健やかに育まれていくでしょう。
幸い、るんたのある里山には、山や海や大地が与えてくれるいのちあふれる恵みがあります。
その恵みのいのちをきちんと我がいのちへつなげていく術をるんたの母屋のだいどこ(台所)で一緒に学びましょう。
るんたのだいどこ 基本的な考え方
一物全体(いちぶつぜんたい)
いのちのもつ生きる力をいただくために、できる限り食材をまるごと(皮をむかない、アクをとらない等)、できるだけ精製されていない食品をいただきます。
身土不二(しんどふじ)
人も作物も同じ土(環境)で育ちます。人と土地とは本来一体であり、分かつことができないものでした。日常的にいただくごはんは、住んでいる土地のもの(かなわない場合はせめて国産のもの)、そして旬のものを食べることが、健やかないのちへとつながります。
*お料理もお菓子も、使用する食材はすべて植物性の食材です。
基本的にはお砂糖も使いません(ごく一部お菓子の場合は甜菜糖を使用することもあります)。
*塩は化学塩ではなく、伝統的な製法でつくられた日本の海の塩 醤油や味噌も添加物などが含まれない、昔ながらの天然醸造でつくられたもの、油は化学抽出ではなく、低温圧搾した菜種油かごま油を主に使用します。
*穀物(お米・雑穀)はすべて無農薬・無化学肥料のものを使用します。お米は安房産のもの、雑穀は岩手産のものです。
*調理器具は土鍋や鉄鍋などを、食器も重金属や危険な釉薬を使わない陶器などを使用し、できるかぎり環境に負荷をかけない、いのちを損なわない素材のものを使用します。*IHクッキングヒーター、電子レンジは使用しません。
*洗剤はほとんど使わず(使う場合は石鹸洗剤を最小限に)、ゴミも極力少なくなるよう留意します。
★具体的なクラスの内容については、ただいまリニューアル中ですので、いましばらくおまちください。